ソーラーカーポートに建築確認申請は必要?

お家を建てる際に必要な建築確認申請。

カーポートや車庫を建てる際にも必要だということはご存じですか?

住宅でもないのに建築確認申請が必要なの?と思う方も多いと思いますが、建築基準法によってちゃんと定められています。

今回は、なぜソーラーカーポートの設置に建築確認申請が必要なのかをご説明します!

建築確認申請とは?

一言で表すと、

建築物の工事を行う前に「この建物は建築基準法などの法令に適合するものである」ことを確認する事 です。

自治体もしくは民間の指定確認検査機関にて申請し、審査を受けます。

適合が確認されれば確認済証が発行されます。

ソーラーカーポートは「特殊建築物」

建築物というと住宅やビルなどを想像される方が多いと思いますが、実際に建築基準法で定める「建築物」は以下のような定義とされており、カーポートも含まれています。

建築基準法 第2条 (用語の定義)

一、 略

二 特殊建築物

学校(専修学校及び各種学校を含む。以下同様とする。),体育館,病院,劇場,観覧場,集会場,展示場,百貨店,市場,ダンスホール,遊技場,公衆浴場,旅館,共同住宅,寄宿舎,下宿,工場,倉庫, 自動車車庫,危険物の貯蔵場,と畜場,火葬場,汚物処理場その他これらに類する用途に供する建築物をいう。

三、略

※ 建築基準法第2条(用語の定義)より抜粋

そして、ソーラーカーポートは太陽光パネルの下に「駐車場用途」があるため、危険度が高い特殊建築物に該当します。

申請しなかった場合

もし、建築確認申請を行わなかった場合どうなるのでしょう?

【刑事罰の可能性】

建築確認申請を行わずに住宅や建物を建築したことが判明した場合、法令違反となり1年以下の懲役、または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。

また、建築確認申請をしないままリノベーション工事などを進めてしまうと、自治体による行政指導を受ける場合があります。

※引用元:国土交通省 『厳罰化に関する基礎データ』「建築基準法及び、建築士法の罰則について」(1)改正建築基準法・建築士法による罰則強化について

まとめ

いかがでしたでしょうか?

・ソーラーカーポートは「特殊建築物」

・ソーラーカーポートに建築確認申請は必要

・申請しなかった場合、刑事罰の可能性がある

という事をお伝えしました。

上記で紹介した内容以外にも建築確認申請には様々な条件があります。ぜひ一度調べてみ見てくださいね。

発電所を建てたい

発電所を買いたい

太陽光資材を買いたい

ヘリオスポートを買いたい

発電所を売りたい

太陽光資材を売りたい

運営おまかせパック

故障トラブル対応

発電所の雑草管理

パネルの洗浄をして欲しい